私の所属する武庫川キリスト教会の水曜礼拝の文化

 私の所属する武庫川キリスト教会の水曜礼拝の文化にこんなのがある。水曜礼拝の伴奏者が歌集の曲を奏楽で弾くと会衆が自然にハミングをし始めるのである。つまり、前奏の時、献金時の奏楽の時にそれが自然と起こるのである。これは非常に面白い文化だと思った。そうすると私は何となくテナーパートで別のパートをとってハミングしているのである。上手なハミングとは言えないが興味深い現象である。前奏は静かに黙想するのが良いという教会があろう。しかし声のウォーミングアップしながら、心を整えるという発想も面白いのではないかと思う。そうゆうのもあっても良いのではないかと思う。礼拝にそこに参加している人たちが作り上げるものである。礼拝音楽を少し相対的に捉えることによって、礼拝参加者の自発性から醸し出される生き生きした文化を作り上げることができるのではないかと思うのである。私は土曜日の8時にインターナショナル教会のような雰囲気の礼拝ができたら良いと思って、新しい礼拝を始めた。ところがそこに集う人たちはどちらかというと静かな青年男性たちであった。そこで、土曜8時礼拝は静かな黙想のような礼拝になっている。それで良いのである。