賛美コラム

hymnを口語体にしたいのですが・・・1

なんで、日本語の口語体には、人格関係を表現する「わたし」(一人称)、「あなた」(二人称)を短い言葉で、自然な感じで表現する適切な言葉がないのでしょうか。文語体のほうが、短い言葉なので、まだリズミカルなのですが、口語体になると、正しいアクセ…

日本語がほしい

こんな感じは日基系の讃美歌、こんな感じはカリスマ系ワーシップソング、こんな感じは福音派系ワーシップソング、こんな感じは聖歌(ゴスペルソング)、こんな感じはブラックゴスペル、こんな感じはゴスペルフォーク(1970年代)。こんな感じは最近のアフリ…

YouTubeで様々なタイプの外国語賛美を聴くなかで

YouTubeで外国語の言葉がわからないままで、賛美を聴くうちに、それぞれよく似た音楽を歌っているなあと思ってしまうのは私だけだろうか。ということは、賛美の力はやはり音楽ではなく、言葉なんだと思い知らされる。まず「言葉ありき」ではないか。言葉があ…

牧師と音楽指導者が使用しやすい歌集

今、どんなコンセプトで歌集を作るのが良いか。牧師と音楽指導者が使用しやすい歌集かなと思う。特に自由教会、ノンリタジー系の教会の牧師が使用しやすい歌集かなと思う。自分の教派がそれぞれ公同賛美歌集を持っていたとしても、教派を超えて、牧師と音楽…

世界一、讃美歌の上手な教派ですね

最近、イムマヌエル綜合伝道団の先生から、「メノナイトって世界一讃美歌の上手な教派ですね。」と言われて、うれしくなりました。その先生は留学中、アメリカのペンシルベニア州のメノナイトの大会に何度か参加されたのだそうです。私は日本のメノナイトで…

タイミング

日本MB教団宣教開始と中田羽後師の聖歌出版とは重なる。聖歌は聖潔派の福音連盟の歌集であるが、実際は私たちのような戦後中堅福音派の歌集と言っても良いほど、助けられた歌集となった。戦前からの聖潔派はすでに日本基督教団の賛美歌が定着していたので、…

新しい歌、古い歌

新しい歌は人には知られていない歌です。古い歌は多くの人が知っている可能性がある歌です。ですからキリスト教会が一つになるためには、古い歌を歌うのが良いでしょう。しかしキリスト教会が宣教していくためには、多様な宣教対象者、多様な宣教対象文化に…

とりあえず自教派のことを考えるなかで

1950年から自教団がスタートした。宣教師はシンプルな宣教戦略で自教団を発展させた。1970年代に入ると教会成長論で地方教会が成長していった。1990年代に入ると教派を超えて、新しい賛美運動、聖霊運動、韓国、米国からの弟子訓練などが盛んになった。その…

究極は、いのちがあるかないか

歌が残るか残らないか、歌い継がれていくか継がれていかないか、は結果的に重要なことだと思いますが、私たちが関心を持つべき焦点は、そこにいのちがあるかないか、いのちを感じられるか、これに尽きると思います。どんなジャンルの歌であっても、いのちが…

自由教会系・ノンリタージカル系

私の所属するメノナイトブレザレン教団は自由教会系です。また礼拝学を持たないノンリタージカル系とも言えましょう。でも通常は自由教会系・ノンリタージカル系であっても、制度化、形式化、保守化、していくことになります。当然のことです。ところがそこ…

40年ほど前の東京キリスト教短期大学チャペル

40年ほど前、私は東京キリスト教短期大学に入学した。あれから40年間、いろいろなところで礼拝をささげてきたが、伝統的なhymnをあんなふうに元気に歌うチャペルはあれ以来遭遇していない。私は聖歌を使用する教派出身であったが、あのチャペルで歌われた昔…

私の所属する武庫川キリスト教会の水曜礼拝の文化

私の所属する武庫川キリスト教会の水曜礼拝の文化にこんなのがある。水曜礼拝の伴奏者が歌集の曲を奏楽で弾くと会衆が自然にハミングをし始めるのである。つまり、前奏の時、献金時の奏楽の時にそれが自然と起こるのである。これは非常に面白い文化だと思っ…