なぜ「主よ 讃美歌集をください」なのか(5)

 それから、賛美文化の確立のために、他に何が必要でしょうか。それは生活の中に根付く賛美をどう作るか、です。50年前の福音派は、食事の前に「我らの食事を」「日々の糧を」等の食前の歌なるものを提供してくれました。またキャンプでの食前の歌として「おつゆやご飯」等の歌もありました。しかし今それがどうなっているか、ということです。その曲を歌わなくなったとしても、次の食前の歌がどうして出て来ないのでしょうか。食前にみんなで歌うというパワーがなくなっているのではないか、と思われるのです。なぜそうなってきたのでしょうか。それは日常で歌うことと、教会で歌うことと、キャンプ等で歌うことが三拍子そろって、補完しながら、文化として定着していくべきものだったのにそれができてなかったからだと思います。


ライフスタイルに根ざした歌

早天の歌(教会)
起床の歌(自宅)
朝食の歌(自宅)
昼食の歌(自宅)(職場)(教会)
夕食の歌(自宅)
おやつの歌(自宅)(教会)
就寝の歌(自宅)
別れの歌(自宅)(職場)(学校)(教会)
出会の歌(自宅)(職場)(学校)(教会)
朝礼の歌(職場)
夕拝の歌(教会)
祈祷会の歌(教会)
献金の歌(教会)
家の教会の歌(家の教会)
祝福の歌(自宅)(職場)(学校)(教会)
和解の歌(自宅)(教会)
研修の歌(教会)(キャンプ)
・ハイキングの歌(教会)(キャンプ)
キャンプファイヤーの歌(教会)(キャンプ)
・出会いの歌(教会)(キャンプ)
・別れの歌(教会)(キャンプ)
・手を繋いで歌う歌(教会)(キャンプ)